【初の助産師密着】6時間で2件の分娩に立ち会うことができました

この記事の目次
先日、チャンネル初となる助産師密着の撮影をしてまいりました。
普段見ることのできない医療現場の裏側や、クリニックならではの確認事項なども多くあったのでご紹介します。
≪目次≫
▼この記事でわかること
- 看護師の密着動画はどうやって作っている?
- 企画段階で確認すること
- 撮影時に気を付けていること
- リアルな撮影の様子を大公開
- 契約書周り
マイナビ看護師チャンネルについて
「普段の業務に自信が持てる!」「働き方の選択肢が広がる!」をコンセプトに、看護技術・国家試験対策・キャリアや転職のハウツー動画などを公開しています。
HERO動画にあたるのは、看護師の1日に密着した動画となります。

看護師の密着動画はどうやって作っている?
①企画を決め、取材先の病院を見つける
病院の産科やクリニックのお問合せ先に電話やメールでご連絡をします。
今回は新横浜にある、はぐくみ母子クリニックさんにご協力いただきました!
②企画段階で確認すること
「どんな動画にしたいのか」のイメージの目線合わせを行う。
看護師と助産師の大きな違いである「分娩介助」シーンを撮影をしたいと考えていました。
分娩シーンの撮影が可能か、2月に予定しているお産の数と計画している分娩日程のすり合わせを行いました。
…とは言いつつも、お産は赤ちゃん次第。分娩によっては患者様の状況も変わってくるので
分娩シーンが撮れなかった場合の"見どころ"を他にも検討しておきます。
③ロケハン
撮影前に撮影場所の音響や明るさ、撮影NG箇所の確認をします。
★memo
分娩室は患者さんがリラックスできるように、通常の部屋よりも照明が暗い設定でした。
クリニックによっては分娩時に患者さんの好きな音楽を流すので、Youtubeの著作権にひっかからないか確認が必要。
④当日のタイムスケジュールを作成
当日は1階~3階を行ったり来たり。
撮影していないシーンがないようにチェックをしていきます。
time | scene | place |
---|---|---|
8:45 | 朝礼の様子 | 2F 食堂 |
8:50 | 全体申し送り | 2F ナースステーション |
9:15 | 新生児のインサート | 2F 新生児室 |
9:30 | 同僚インタビュー2名 | 3F 個室 |
10:00 | 医師インタビュー | 3F 個室 |
10:10 | 助産師外来(エコー・検診など) | 1F 診察室 |
10:30 | 患者様対応のシーンを複数 (沐浴・おむつ替え・授乳) | 2F 沐浴室・授乳指導室 |
12:00 | ランチシーン | 2F 食堂 |
13:00~14:30 | 分娩準備 赤ちゃん取り上げ・検査 | 2F 分娩室orオペ室 |
14:50 | 出演者インタビュー | 3F 個室 |
15:30 | 夜勤への申し送り | 2F ナースステーション |
16:00 | 予備 | |
16:30 | 完全撤収 |
★memo
看護師さんたちは歩くスピードがものすごく速いため、早歩きしても脱げないようなかかとのついているスリッパを持参します。
リアルな撮影の様子をご覧ください
※動画内抜粋。
急遽、予定していなかった無痛分娩が加わり撮影できることに!
12時過ぎ…元気な赤ちゃんが無事生まれました!

そして、15分後に予定していた帝王切開も始まり・・・
14時頃 無事に手術が終わり、元気な赤ちゃんが誕生!

全貌はぜひYoutubeでご覧ください♪
https://youtu.be/cBQoZB0ZZ9k
※助産師を目指している方からのコメントも多数いただいております!
契約書周り
密着撮影をする病院とは、下記の契約書を締結します。
- 動画撮影、掲載に関する契約書
- 個人情報の取扱いに関する契約書(雛形あり)
おわりに
看護師のYoutubeを立ち上げてから早4年。
最初は自分たちで撮影・プレミアプロを使って編集をしていましたが、今ではカメラマンさんにお願いして本格的な動画を配信できるようになりました。
まだまだ課題は多くありますが、看護師さんや助産師さんに役立つ情報発信をベースに
今後も密着動画でimp確保を行い、サイト遷移&CVの獲得ができるようなハウツー動画の拡充をしていきたいと思います。
※本記事は2025年04月時点の情報です。